プッシュプル式の塗装ブースで高クオリティの塗装を

自動車のボディに施されている塗装が長い年月が経過した事で色あせてしまったり、凹みや傷によって剥げてしまった時には板金塗装が行える工場にて再塗装をして頂く事になります。

再塗装を行う事によって、色が剥げてしまった箇所から生じた錆が拡大し車両全体の耐久性に影響するといった問題を回避できますし、色あせてしまった車両を再び新車同然の見た目にできます。

工場で板金塗装を行う場合は通常の整備を行うスペースや屋外ではなく、塗装を行うために設けられている専用の塗装ブースに車両を移動させた上で塗装を施工していくのですが、しっかりと塗装ブースに車両を移動させるのには理由があります。

それは、塗装をする際には専用の機械を用いて塗料をボディに吹き付けていくという作業工程が関係しており、機械からボディに向けて塗料を吹き付けている際に埃など異物が入り込んでしまうと、異物も一緒にボディに張り付いてしまうためです。
そのため、外部から異物が入り込まないように設計されたクリーンな塗装ブースで板金塗装が行われていくのですが、一言で塗装ブースとは言っても様々な種類が存在しており、特に高クオリティなのがプッシュブル式です。

プッシュブル式というのは、一切異物を含んでいないクリーンな空気を天井からブース内に向けて送り込みつつ、床面に設けられている排出口から順に空気を排出する仕組みで設計されているブースです。

天井から送られる空気がクリーンである上に床面から排出されるという空気の流れが生まれている様子から、ブース内の環境がより良い状態で維持し続けられるので、異物が塗料と共にボディに付着しない事はもちろん、塗料がボディに塗布された際に最良の仕上がりが得られます。

そのような自動車のボディや塗料にとって優れた環境が整えられているという事は、集中力が高く維持し続けて細やかな板金塗装に向かい続ける技術者においても、過ごしやすく作業がしやすい環境であるという事なので、高い技術を有している方の塗装技術による高クオリティの板金塗装が行われます。

こうした自動車のボディと塗料、技術者にとって頼もしいプッシュブル式の塗装ブースが導入されている塗装工場は多くないからこそ、遠方を含めて多くのお客様が依頼に訪れていますし、プッシュプル式のブースで行われた高クオリティの仕上がりは一見して特有の美しさが感じられるので、大事な愛車の施工に最適で安心です。”