輸入車の板金塗装を依頼するときに気をつけること

車好きの人の中にはBMWやボルボ、アウディ、ベンツなどといった輸入車に憧れる人がたくさんいます。

はじめての外車は、今まで乗っていた車より綺麗に使い続けていきたいところですが、たとえそのようにしていたとしてもキズや凹みはいつの間にか車体についているものです。

車体にキズなどが目立つようになった場合は、板金塗装業者に車両を持ち込むと目立たないようにしてもらえますが、持ち込む車両が輸入車である場合にはどのような点に気をつけると良いのでしょうか。

まず、輸入車の板金塗装を依頼するときは、できるだけ輸入車の修復を多く手掛けたことがある業者を探して依頼するようにしましょう。

外国製の車両は、車種によっては専用の工具や塗料が必要となったり、特殊な技術を持っている者じゃないと完璧な修理ができないなど、国産車両より修理が難しいためです。

板金塗装業者の中には、開業から数万件から数十万件の外国車修理を行ってきたことをアピールしているところが少なからずあります。

自宅の周辺で営業している業者の中に外国車の修復経験が豊富なところがあればそこに頼むことができますが、近辺にない場合は所有している車を製造するメーカーの正規ディーラーに頼んだ方が仕上がりよく修理してもらえる可能性が高いです。

もし、友人や親戚の中に自動車関連の業界に身を置く人がいるなら、その人に相談するのも良いでしょう。

依頼可能な板金塗装業者が複数ある場合は、一番きちんと仕上げてもらえる業者がどこなのかを見極めてから依頼先を決めると良いです。

車の修復作業は工場の作業員が工具と塗料を使って行うものであるため、仕上がりは業者間でまったく異なります。

技術力が低い業者を選んでしまうと、素人目でもわかるほど酷い仕上がりで車が返却されるおそれがあります。

もし、仕上がりがひどければ、別の業者に再度依頼しなければならず、さらに多くの出費をしなければならなくなってしまいます。

板金塗装業者の技術力を見極める方法には業者の公式Webサイトでの紹介を見る方法や、ブログやSNSなどでの口コミを参考にする方法などがありますが、工場が近くまで行ける距離にある場合は車両を直接持ち込んで相談をしたり、中を見学させてもらうなどの方法をとるのも有効です。

なお、料金をチェックする方法については、料金が高く設定されているからといって作業員の技術力が伴っているとはいえないのでおすすめできません。