スリキズ・ヘコミを補修する方法

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スリキズ・ヘコミを補修する方法

コラム

2019/06/05 スリキズ・ヘコミを補修する方法

車のスリキズやヘコミを補修するには、市販のアイテムを使って自分で行う方法と、板金修理で直してもらう選択肢があります。
前者の自分で済ませるやり方は、車のダメージが軽微で、失敗しても納得したり受け入れられる場合に限られます。

板金修理は流石にプロの仕事だけあって、仕上がりが良好な上に、何処をどう直したのか分からないほどです。
DIY的な方法はあくまでも応急処置ですから、新車同然に直したいのであれば、やはりプロに任せるのが賢明でしょう。

DIYではまず、作業に使う道具やアイテムを用意する必要があるので、一通り揃えるのが先決です。
汚れやキズを研磨するコンパウンドは、車用のものを用意すると便利ですし、間違えて失敗するリスクが減らせます。
スリキズは塗装が剥がれている状態なので、放置しておくとサビてきます。

その為、ボディと同じカラーの塗料を用意して、タッチアップを行う必要があります。

車には指定の塗料が必ずあるので、いわゆるカラーナンバーを確認して、該当する塗料を取り寄せましょう。
DIYによる補修の手順としては、キズのある部分をコンパウンドで研磨して慣らし、必要に応じてパテを盛りつけて削り、そして面を出していきます。

面が出たらシリコンオフなどで油分を落とし、下地を塗ってからボディカラーで上塗りをするのが基本です。
工程が多く面倒ですが、これは板金修理でも行われている共通する作業内容です。

つまり、プロはこの手間の掛かる作業を請け負い、綺麗に仕上げているわけです。
一見直せなさそうなヘコミも、実はDIYで直せることがあります。

ボディは衝撃を受けた部分が変形している状態なので、形状を元に戻せば修理完了となります。
使用するのは熱湯かドライヤーで、これらを使いボディを柔らかくして、裏側からヘコミ部分を押し出すと元に戻ります。
ドライヤーだと温度が足りない場合があるので、できればヒートガンを用意して作業したいところです。

言うまでもありませんが、DIYによる作業は自己責任ですから、失敗しても保証を受けることはできないです。
スリキズ補修を行う時は、キズ部分以外をマスキングして、不意にダメージを広げないように気をつけましょう。
ヘコミは吸盤を使って引っ張り出したり、熱してから冷却材で急激に冷やし、膨張と収縮を利用して直す方法もあります。

いずれにしても、経験のない人が綺麗に直すのは難しいですから、先に板金修理工場に見積もりを出してもらい、それからDIYの検討に入っても遅くはないです。
目立ちにくい足回りや、良く見ないと分からない程度の小さなスリキズなら、ボディカラーに近い補修ペンを使うだけでも良いです。

 

車用のペンは汎用のカラーで、良くあるボディカラーの間を取っているのが特徴です。
厳密には元のボディカラーと馴染みませんが、遠目にみてキズを目立たなくする効果ならあります。

キズから発生するサビを防げますし、手頃な価格で使い方が簡単ですから、失敗する心配がとても小さいです。
ごく僅かなヘコミについても、塗って乾かすを複数回繰り返せば、段差が小さくなって目立ちにくくなるでしょう。
完璧な修理を求める人には向きませんが、取り敢えずキズが目立たなくなれば十分というのであれば、手頃なのでおすすめの方法です。

勿論、補修ペンを使用する際には、キズ部分を中性洗剤などで脱脂してから、定着を良くすることが大切です。
一手間を加えるだけで、仕上がりや耐久性が変わってきますから、プロの仕事と同様に手間が肝心です。
スリキズは、キズに見えてもぶつかった相手の塗料が付着しているだけで、磨けば落ちることが少なくないです。

スポンジで洗って落ちないとしても、極細のコンパウンドで軽く磨くことによって、簡単に綺麗になったりします。
キズか塗料の付着か見分けるには、爪で軽く引っ掻いてみて、段差や引っ掛かりを感じるか否かで判別できます。
これなら余計なダメージを与える心配はありませんし、簡単なチェックでDIYを行うかどうか決められます。

深いキズなら諦める、あるいはプロに任せる判断材料になりますから、キズの深さだけでも確認してみましょう。
ヘコミはスリキズと比べて補修のハードルが高く、ダメージが大きければそれだけ難易度が上がります。

しかし、塗装のダメージが軽微であれば、熱湯やドライヤーで直してみる価値ありです。
自信がなければ諦めるのが無難ですし、板金修理工場に任せれば綺麗に直してもらえます。

ただ、小さなダメージを頻繁に修理となると大変なので、自分でできる範囲はDIYがおすすめです。
大切なのは、自分が自信を持ってできる作業の難易度を把握した上で、DIYか板金修理を判断することです。
技量が分からず、不安を感じたまま作業するのは無謀ですから、最初はペンを使ったタッチアップから始めて、次にコンパウンドやパテと進むのが賢明です。
道具や経験と自信を持てば、大抵の小さなダメージなら直せますし、愛車の愛着が深まります。

 

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