板金の費用を抑える方法

 

常に屋外で使用する上に様々な用途で使用される自動車は大切にしていても外装に傷や凹みが生じやすく、

気を付けて運転していても飛び石による影響や、他車に事故に巻き込まれてしまう事もあります。

様々な理由により生じた傷や凹みを生じたままにしていると、

自動車の機能が正しく利用できなくなってしまったり錆などの二次被害が生じるだけではなく、

安全運転に支障をきたしたり車検に通らなくなってしまうため、自動車に傷や凹みが発生した時には速やかに板金修理を施しましょう。

 

 

 

板金修理は非常に高い技術を要する修理方法なので個人的に行うのは難しく、熟練した職人が在籍し活躍している工場に車両を持ち込み修理依頼をする事が求められます。
高い技術を有している職人が施すからこそ、著しく損傷していたとしても損傷していた部位が新車のように光沢を放つほど滑らかで美しくなります。
大きく損傷していた部分が新車のように生まれ変わるからこそ修理費用にも納得する事ができますが、修理に際し費用が気掛かりでできるだけ修理費用を抑えて依頼したいという場合は、必要性が高い部分に絞って修理依頼をしましょう。

 

損傷している部分がバンパーやドア、トランクなど一部分的に丸ごと取り外す事が可能な部位である場合は、

着手する前段階で工場側から対象となる部分を全て新しい物に交換させるという提案が行われます。

つまり、ドアに凹みが生じている場合はドアを取り外し同じ車種から得たドアを取り付けた後、

現車に合わせて塗装の色を決めて塗装したりクリアーを噴射し、納車という流れで作業が進められる事例が多いですが、

ドアを全て新しい物に付け替える方法では仕上げの塗装やクリアーも含めると30万円を超える修理費が請求されます。

一方、損傷しているドアを使い続け生じている傷や凹みのみをピンポイント的に修理すれば、1万円前後で済む場合もあり大幅に請求金額が抑えられます。
バンパーやドア、トランクなど付け替えられる部分が対象である事例では付け替える事が規則として決められている整備工場が少なくないので、

ピンポイント的に作業を施工して頂ける工場を探したり、日頃の整備や車検などのタイミングで職人さんなどと親睦を深めておき、

ピンポイント的に修理を依頼し請け負って頂ける関係を構築しておく事も有効的です。

また、対象になるパーツを丸ごと付け替えつつも費用が抑えられる方法としてあるのが中古部品を使用する事であり、

自動車における中古と言えば車両自体が中古車販売店で販売されている様子が印象的ですが、

車両自体に限らず備え付けられているパーツを一点ずつばらして中古部品として販売している業者もあります。

 

廃車にせず中古部品を取るために保管されている中古車を専門に並べ、

法人と個人の双方に対して開放して営業している部品販売店があるので、

個人的に部品販売店に出向き自分の車両と同じ車両を見つけて部品を購入した上で、

整備工場に持ち込み取り付けて頂くと修理費が低くなります。

 

自動車が壊れていて使用できず、自身で部品販売店に行く手段が確保できない場合や選ぶべき部品がわからなかったり取り外し方がわからないという場合は、

工場に対して中古部品を用いての交換作業を希望すれば、工場側が部品販売店に出向いて手配したり販売店から直接的に取り寄せて手配して頂けます。

そのような中古部品を使用して板金修理をするという点ではリビルト部品を選択するという方法もあり、

中古部品には極めて新品に近い状態の部品が中古として販売されている事もありますが、

リビルト部品は既に使用された物を分解整備し機能性を新品同様にした物です。

職人が分解し注油や部品交換などを施した上で再組み立てを施して再販売しているので、

一般的な中古品や新品よりもリビルト部品の方が動きが滑らかであったり、耐久性能が向上している事例も珍しくありません。

さらに、比較的自動車について精通しており好みの外装にドレスアップする事ができる知識や技術を有している場合は、

インターネットなどを利用し自動車に関して情報交換ができるウェブサービスやオークションサイトなどを用いて、

個人間で売買を行い対象部品を入手するのも良い方法です。

 

ウェブサービスやオークションサイトを利用して個人間売買を行うとドレスアップパーツが手に入れられるという利点があるため、

自動車の車体に生じた傷などを修復させつつ従来よりも優れた見た目にしたり、好みの外装に仕上げられるという魅力があります。

ドレスアップパーツは、古くから自動車メーカーに対してドレスアップパーツを開発販売している老舗企業が手がけているので使用に際して安心安全ですし、

今日では各自動車メーカーが立ち上げたスポーツブランドからもアフターパーツなどが販売されているので、

安全性と共に取り付けた時の安定感や純正部品とのデザインの兼ね合いにも優れており、費用を抑えつつ尚一層素敵な愛車に仕上がります。